
この記事を書いている僕は現在DJ歴1年です。
月1でバーなどでプレイしており、主にKーPOP、ハウス、テクノのジャンルが好きです。
その1.DJ CITY.JP Record Pool
アメリカ発の音源サイトDJ CITYは、定額制のプロモーション用音源を提供する「Record Pool」というサービスを行っています。
このサービスは月々3600円を支払うことで最新のダンスミュージックを視聴、ダウンロードし放題のサービスです。
少し高いようにも感じますがお値段以上の価値はあるかと思います!
1. クラブの現場で心地よくプレイできる高音質音源
Mp3形式で320kbpsの音源データをダウンロードすることができます。
データを圧縮した際の劣化が少ないので高音質!
2. DJ向けRemix、アカペラ・声ネタ音源、インスト版などが豊富
DJ向けの楽曲と言われる、曲の冒頭部がパーカッションのみの音源や、
スクラッチ、Remix作成に便利なアカペラ音源などがダウンロード可能です。
楽曲ミックスの幅が広がりますよ!
3. 海外の最新楽曲の情報がどんどん入ってくる
最新ヒットチャートがランキング形式で掲載されているため、
DJ CITYはトレンドを意識したプレイをしたい人におすすめのレコードプールになります。
1ヶ月3000円程度でDLし放題のため、私もDJを始めた頃はレコードプールの音源で大部分の曲を増やしました。
4. DJプレイがしやすい曲をゲットできる
mix用の曲に欠かせない、
- イントロ曲(曲のはじめに8小節のビートがある)
- Clean曲(差別用語、下品な用語がマスクされている音源)
- 音質は320kbps
があるため、DJプレイがしやすくなっています。
itunes、レコチョク等の楽曲はDJ用でないため、イントロがついていないものも多く、
マスキングは一切されていないため、mix用としては使いにくいのです。
また、レコードプールはクラブDJ用に厳選されているため、クラブでかけて間違いないトラックしか基本ありません。
レコードプールにない音源=クラブや公共で流すのに適していない音源の可能性はあります。
特に個人的に大好きなトラックでも、世間的には微妙・・というトラックはレコードプールにない可能性が高いです。
というわけで,初心者はレコードプールの音源だけでもいいかもしれません。
ただ、レコードプールによって強いジャンルと弱いジャンルがあります。
(例えばDJ CityはTOP40、Hiphopには強いですが、Houseのジャンルには弱いです。)
その2.Beatport Pro
こちらもアメリカ発のダンスミュージック配信サイト。
先ほど紹介したDJ CITYとの違いは、取り扱っている音楽のジャンルがEDM寄りという点です。
もちろん、カタめのhouseやマジメなtechnoもあり、層が厚いのはやはりEDMです。
1. ジャンルごとの人気楽曲ランキングが充実している
30種類以上にジャンル分けされていて、しかもそれぞれTOP100の楽曲が紹介されています。
ジャンルで絞って曲を探すことができるのは、テーマに合わせたMIXを考えるときに非常に助かりますね!
2. 視聴のみの利用もできて抜群に便利!
Beatport Proならサイトに登録しなくても配信楽曲を視聴することが可能です!
自分のアドレスを登録するのが面倒だと感じる人は、
ひとまずログインなしでサイトを訪れて、ランキングに掲載されている曲を試聴してみてください。
3. Beatport Proだけの先行配信音源・マイナーレーベル音源がある!
聴く人をあっと言わせたいなら、まだ世に知られていない良い曲をプレイするという手段があります。
Beatport Proなら、海外での注目アーティストの秘蔵音源や、
トレンドを常にチェックしている音楽マニアしか知らないようなコアでディープな音源に出会うことができます。
Beat PortはHouseに強いので私もよく利用しています。
プレビュー機能が充実していて、購入前の曲をかなりの時間(1分くらい)試聴できるので、
Houseのジャンルを掘り下げてDigる(良曲を探す)ときにもよく使っています。
ランキングを見たり、曲を流しながらサイトを見ているだけでも楽しいサイトです。
結構な頻度でセールがあるため、登録しておいて、セールの時にまとめて購入すると効率がいいですね。
その3.Traxsource - 4つ打ち本格派向けストア
このTraxsourceは、アメリカ フロリダ発信のアンダーグラウンドな音楽を扱うミュージックストアです。
一見Beatportとセレクトが似ているようにも見えますが、よりトラックのクオリティーにこだわってセレクトされています。
系統としては少し「大人向け」なクラブ・ミュージックストアです。
ハウスやテクノをメインとするこだわりの強いDJはぜひチェックしておきましょう!
その4.iTunes
意外と忘れがちなのが、もっとも近くにあるiTunes。
定番と侮るなかれ、国内メジャーから海外インディーズ音源など4,500万曲という圧倒的な量。
iTunes に取り込んですぐにDJソフトでPLAYしやすい、というメリットもあります。
本当はSpotifyのようにもっとキュレーション(情報をまとめる仕組み)が整っていると良いんですけどね・・・。
自分はクラブでプレイ前直に「あ!あの曲かけたい!」なんて思いついて、PCでダウンロードして直後にプレイしたりもします。
iTunesでの探し方のポイント
iTunesは利用している国のチャートが反映されるので、いま日本でどの楽曲が人気があるのかがわかるようになっています。
特にJ-POPの人気曲を探す場合は重宝しますね!
また、自分の場合は過去にアナログから録り込んだ古い音源、いわゆる「オールドスクールの定番曲」をiTunesでわざわざ買い直して現場でプレイしたりします。
なぜかというと、アナログから録音した音源は音圧がどうしても低いので、今の新譜と混ぜてしまうと音が小さくなってしまうんですね・・・。
しかしiTunesでリリースされている過去の音源はリマスタリングされている場合が多いので、音圧の差が少なくプレイできるからです。
「曲は聴いたことがあるけど実は音源は持っていない‥」そんなミスが無いように、定番曲はiTunesなどで音源を揃えておきましょう!
その5.自分で作る
最後の方法は、自分で曲を作ってしまうというやり方です。
楽曲編集スキルが必要になってきますが、オンライン配信などを考えている方は著作権を気にする必要がなくなるので、オリジナルの楽曲を作ってみてください。
まとめ

今回はDJが楽曲を探す方法についてご紹介しました。
- 初心者ならDJ CITY.JPのRecord Pool
- EDMを探すならBeatport Pro
- 大人なhouseやtechnoを探すならTraxsource
- 定番の曲はiTunes
- 楽曲編集スキルがある人は自分で作る
自分にあったサイトでお気に入りの楽曲をdigってみてくださいね!